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リスクマネジメントコース(2020年度)

仮想体験で学ぶ事故からの教訓(初級編)(旧名:事故事例を用いた危険認識能力の向上 A)

お申し込みの受付を終了致しました。

日時
第一回
2020年10月21日(水) 満員
定員 20名
場所 水江研修室 倉敷水江170番地 地図はこちら
料金 22,000円(税込み)

概要1

科目概要:

 歴史を知らない人はそれを繰り返す運命にあるといわれている。事故においても95%は繰り返し型と言われており、過去の事故を学ぶことによって同種の事故を防止することが可能となる。 

 人は「痛い目」に遭って、初めて事故の怖さを知ることができる。しかし一人の人間が一生のうちに経験できる事故は少なく、まして、保安レベルの向上によって重大事故に遭遇することは滅多にない。それでも、数年おきに同種の事故が発生していることも事実である。「天災は忘れた頃にやってくる」と言われるが、産業事故も同様である。

 最近の重大事故では、原因を究明するために第三者による事故調査委員会が開催されて事故調査報告書が公表され、事故の状況を理解するための資料は容易に入手することができる。これらの事故調査報告書では、事故の概要、事故を起こした設備の概要、事故原因、対策について技術的に良く整理されている。しかし、大部分の場合、事故を理解するうえで重要な点である「なぜ、当事者たちがそのような判断をしたか?」、「どのような安全管理上の問題・課題があったのか?」、「どこでリスクを見逃したのか?」については、報告書を読む人が自身の問題・課題として読み解く必要がある。

 これらのためには、第三者として批評家のように事故調査報告書を読むのではなく、自らが事故の当事者になり、事故を仮想体験することで「なぜ、どのような、どこで」から教訓を抽出し、自らの課題として捉えなおすことが必要である。

 本講義では、2012年9月に起きたアクリル酸タンクの事故調査報告書を用いて受講者と一緒に、何が起きたのかを技術、人、設備の切り口で研究し、自ら考え、仮想体験することにより教訓を抽出し、自課の課題としてとらえ直す。

 

研修目標(科目全般)

 アクリル酸タンクの爆発火災事故の事例研究を通して、事例の着眼点、理解方法、自らの現場の課題への転換方法を学び、自職場の事故防止システムを再検討することが出来る人材を育てる。

 

対象とする研修参加者:

 化学工場にて日常業務として現場の運転管理を行う職長、管理職で、自ら考え、発言することのできるクラスを対象とする。

 

研修方法

 概要説明の後、事故に至る各進展について、技術、人、設備の観点でブレーンストーミングを行い、課題の抽出、自ブラントへの教訓のまとめを行う。

 

科目の特徴

 モデレーターの指導のもとに、実際に起きた事故を徹底的に掘り下げて仮想体験し、問題点を見つけ、自らの課題への転換を図ることで、受講者が自ら考え、発言し、まとめる、参加型の研修を行う。

 

研修に必要な期間: 

 1コマ当たり受講時間:

 コマ1:40分、コマ2:80分、コマ3:120分、コマ4:120分

 時間:9:00~17:00

 

受講生数:20名

講師 元石油化学協会技術部長 岩間啓一

概要2

各コマ概要:

コマ1: 事故事例研究の進め方について説明を行う。

 

コマ2: 事故調査報告書をもとにアクリル酸タンク事故の要点説明を行う。

 

コマ3: 事故進展の進展ごとに事故を仮想体験し、討議・課題の摘出を行う。

 

コマ4: 参加者と一緒に、得られた課題をもとに自プラントへの教訓へ整理しなおす。

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