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リスクマネジメントコース(2020年度)

仮想体験で学ぶ事故からの教訓(中級編) (旧名:事故事例を用いた危険認識能力の向上 B)

お申し込みは開講一ヶ月前までにお願いします。

日時
第一回
2020年5月28日(木)
第二回
2020年10月22日(木) 募集中
定員 20名
場所 水江研修室 倉敷水江170番地 地図はこちら
料金 22,000円(税込み)

概要1

科目概要:

 歴史を知らない人はそれを繰り返す運命にあるといわれている。事故においても95%は繰り返し型と言われており、過去の事故を学ぶことによって同種の事故を防止することが可能となる。

 人は「痛い目」に遭って、初めて事故の怖さを知ることができる。しかし一人の人間が一生のうちに経験できる事故は少なく、まして、保安レベルの向上によって重大事故に遭遇することは滅多にない。それでも、数年おきに同種の事故が発生していることも事実である。「天災は忘れた頃にやってくる」と言われるが、産業事故も同様である。

 事故を防ぐためには、繰返しリスクアセスメントを行い、リスクの特定・評価が行われている。しかしリスクの特定から漏れた、リスクがないと考えていた箇所で、残念ながら重大事故が発生している。考えられる危険性に対してリスクアセスメントは有効な手段であるが、知らないリスクを評価し対策をとるのは困難である。

 事故は気づいていなかったリスクが顕在化して起きている。事故事例は、先輩が残してくれた貴重な財産であり、リスクを学ぶ良い教材である。最近の重大事故では、原因を究明するために第三者による事故調査委員会が開催されて技術的に良く整理された事故調査報告書が公表されている。これらの報告書から技術的事項に加えて、「なぜ、当事者たちがそのような判断をしたのか?」、「どのような安全管理上の問題・課題があったのか?」、「どこでリスクを見逃したのか?」を読み解くことが大事である。自らが事故の当事者になって事故を仮想体験することで、これらの「なぜ、どのような、どこで」から教訓を抽出し、自らの課題として捉え直して自職場のリスクを再評価することが必要である。

 本講座では、「仮想体験で学ぶ事故からの教訓(初級編)」の受講経験者レベルを対象に、より複雑な事例である2012年4月に起きたレゾルシンの事故について、事故調査報告書を用いて、受講者と一緒に、技術、人、設備の切り口にて討議を行う。討議を通じて事故からの教訓を抽出し、自課の問題としてとらえ直す。

 

研修目標(科目全般):

 レゾルシン反応器爆発火災事故の事例研究を通して、事例の着眼点、理解方法、自らの現場の課題への転換方法を学び、自職場の事故防止システムを再検討することが出来る人材を育てる。

 

対象とする研修参加者:

 「仮想体験で学ぶ事故からの教訓(初級編)」の受講経験者レベル、または化学工場の中堅クラスとして、設備管理、現場の運転管理を行う職長、管理職、スタッフで、自ら考え、発言することのできるクラスを対象とする。

 

研修方法

 概要説明の後、事故に至る各進展について、技術、人、設備の観点でブレーンストーミングを行い、課題の抽出、自ブラントへの教訓のまとめを行う。

 

科目の特徴

 モデレーターの指導のもとに、実際に起きた事故を徹底的に掘り下げて仮想体験し、問題点を見つけ、自らの課題への転換を図ることで、受講者が自ら考え、発言し、まとめる、参加型の研修を行う。

 

研修に必要な期間: 

 1コマ当たり受講時間: コマ1:30分、コマ2:90分、コマ3:120分、コマ4:120分    時間:9:00~17:00

 

 

受講生数:20名

講師: 元石油化学協会技術部長 岩間啓一

概要2

各コマ概要:

コマ1: 事故事例研究の進め方について説明を行う。

 

コマ2: 事故調査報告書をもとにレゾルシン反応器爆発事故の要点説明を行う。

 

コマ3: 事故進展の進展ごとに事故を仮想体験し、討議・課題の摘出を行う。

 

コマ4: 参加者と一緒に、得られた課題をもとに自プラントへの教訓へ整理しなおす。

お申し込みは開講一ヶ月前までにお願いします。

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