講義詳細

安全・安定運転基礎コース(2019年度)

設備管理3日間コース

お申し込みの受付を終了致しました。

日時
第一回
2019年4月23日(火)~2019年4月25日(木) 講義終了
第二回
2019年7月30日(火)~2019年8月1日(木) 講義終了
定員 16名
場所 旭化成AOA 倉敷市潮通3-13 地図はこちら
料金 81,000円(3日間)(税込み)

概要1

科目概要:

  製造現場における設備管理業務は安全運転・安定運転遂行上極めて重要である。設備の老朽化、高度化、省人化、世代交代の進む中、コンビナート関連企業では、これらに対応した高度の安全・安定運転能力を有する(タテ型)マルチオペレーター(*)人材の早期育成が求められている。                

 本科目は石化プラントを構成する主要各設備の機能、構造理解深化とこれに基づいた広範かつ的確な運転、トラブル対応能力を向上せしめることに重点をおいた研修を実施し、該マルチオペレーターの育成に資することを目的とする

(*)タテ型マルチオペレーター:プラントの運転のみではなく、保全技術やプラント運転のKnow-whyを身につけたオペレーター

研修目標:

1.目標の方向        マルチオペレーター(スキル度ランク3)への道筋をつける

2.レベルアップ目標     スキル度(*)   ランク2→ランク3   

               (*)ランク0  知らない

                  ランク1  頭の中で知っている

                  ランク2  ある程度できる

                  ランク3  自信を持って出来る

                  ランク4  人に教えられる 

対象とする学習参加者:

1.主たる対象:定員化後2~8年経過した中核運転員

2.その他対象:設備の保全に従事する運転員、保全技術者、工事会社の技術者等

 

研修内容の構成と進め方:

1. コマの構成、内容                                  

   ・「バルブ」、「ポンプ」項目をキーコマとし各2コマ、他項目は各1コマの配分とし、該キーコマで設備本質理解の仕方、重要性、有効性を理解させる。

   ・コマ区分は以下3区分、計12コマ構成とする。

        A  バルブ1,2  ポンプ1,2           計4コマ

        B  潤滑、タンク・圧力容器、プラント材料、防食    計4コマ

        C  計装基礎、計装シーケンス、電気、設備診断     計4コマ

   ・各コマとも動機付けは薄くても良いから必ず入れる。

   ・各コマの研修内容は、目標レベルに照らして設定された「ポイント内容」とする。

   ・各コマとも「実習」を少なくとも2件実施する。

   ・座学50分、実習40分の時間配分を目安とする。

   

2. 研修の進め方

・研修は、各設備の機能、構造理解深化とそれに基づく応用展開力向上を狙いとする。(KNOW-WHY重視)その実現のため以下の方法をとる。

      (1)各設備の本質理解に直結するものとして、「設備機能」に関するキーワードを設定し、研修の土台とする。

      (2)「ポイント内容」を出来るだけこの「設備機能キーワード」との関連に於いて理解させる。     

科目の特徴:

  企業ニーズの強い、完成された(タテ型)マルチオペレーターをターゲットにしていること

  受講者の受講前スキル度及び狙うべきスキル度を明確化したこと

  研修は、キーワード中心の展開とし、これを実習、実験で体得レベルに持ち込んでいること

  他講座との間で相乗効果を出し得ること

   本科目履修者は「保全管理・技術」を受講するとさらに理解が深まる。

研修に必要な期間:

  一コマ当たり受講時間90分X総コマ数12=18時間(三日)

    9:00~16:30(最終日17:00)

受講生数:16名

ティーチング・メソッド:座学と実習・実験

講師:須田安彦、須藤健一、阿部賢治

   [ 以上3名:山技振専任講師 (元旭化成AOA講師)]

概要2

各コマ概要:

コマ1:バルブその1

   ポイント内容   :バルブの操作方法

  学習内容     :バルブの重要性、操作のパターン、正しい操作の阻害要因

   設備機能キーワード:流量特性、無理操作による破壊                                

  実習       :開度―流量特性実習、透明バルブ観察、バルブ漏れ実習

コマ2:バルブその2

  ポイント内容   :バルブの異常と運転管理

   学習内容     :バルブの異常現象と原因、点検、管理システム

   設備機能キーワード:異常現象―原因、日常点検、無理操作による破壊実験

   実習       :バルブ破壊実習 、受講者のトルク測定

コマ3:ポンプその1

  ポイント内容   :ポンプの性能 

   学習内容     :全揚程、運転点、直列・並列運転

   設備機能キーワード:全揚程、性能曲線の活用、インペラー

  実習       :全揚程測定実習、カットモデル観察 

 

コマ4:ポンプその2

  ポイント内容   :ポンプの操作と点検、異常現象と原因

   学習内容     :操作と手順,点検のポイント、故障と原因

   設備機能キーワード:ポンプの日常点検、キャビテーション

   実習       :キャビテーション発生実験、メカニカルシールの観察、逆転運転実習 

 

コマ5:潤滑

  ポイント内容   :潤滑部の構造と管理のポイント

  学習内容     :給油方法、油浴潤滑、油面計、オイラー、漏れ

  設備機能キーワード:油面の管理、油膜

  実習       :潤滑実習(油量、エア抜き)、水入れ実験、油性能調査

 

コマ6:タンク・圧力容器

   ポイント内容   :加圧・減圧操作方法

   学習内容     :加圧・減圧操作、点検管理方法

   設備機能キーワード:加圧・減圧を伴う操作と日常点検

   実習       :ブリーザー弁の作動実習、安全弁・ブリーザー弁等の観察

 

コマ7:プラント材料

   ポイント内容   :防食・強度面から見た代表的材料の特徴等の基礎知識

  学習内容     :同上

  設備機能キーワード:金属材料の種類と特性

  実習       :破断サンプルの観察、材料識別実習

 

コマ8:防食

   ポイント内容   :防食管理の仕方 

  学習内容     :腐食原理、種類、起こりやすい場所、防食管理の仕方    

  設備機能キーワード:腐食原理と種類、

  実習       :モデル腐食実験、腐食サンプル観察、強制腐食実験

 

コマ9:計装基礎

   ポイント内容    :調節ループの作動原理とPID動作

  学習内容     :調節ループの作動原理、PID計装操作、

  設備機能キーワード:調節ループの構成、調節計のPID変更時の応答特性                                      

  実習       :シミュレーターによるPID応答特性実習、DCS見学

 

コマ10:計装シーケンス

   ポイント内容   :PLCを用いたシーケンス制御

  学習内容     :PLCを用いたシーケンスの見方、作成方法、動作確認法

  設備機能キーワード:シーケンス制御の実践 

  実習       :シーケンス回路変更実習、排水シーケンス実習、動作のつながり実習

 

コマ11:電気 

  ポイント内容   :モーター、モーター回路(三相誘導電動機)

  学習内容     :モーターの構造と制御回路   

  設備機能キーワード:構造、発生しやすい故障、損傷防止

  実習       :モーターの繰返し始動と発熱実験、三相モーターの原理実験

 

コマ12:設備診断 

  ポイント内容   :振動診断、非破壊検査                                    

  学習内容     :設備診断の基礎をポンプ2、防食、プラント材料コマと関連させて習得   

  設備機能キーワード:振動モード、非破壊検査方法

  実習       :振動測定実習、非破壊検査実習

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