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講義詳細

リスクマネジメントコース(2025年度)

危険認識センスを磨く(設備編)

この講義は対面講義です。お弁当をこちらで用意します。

お申し込みの受付を終了致しました。


日時
第一回
2025年11月21日(金) 講義終了
定員 20名
場所 水江研修室 倉敷水江170番地 地図はこちら
料金 24,200円(税込み)

概要1

~深掘りで事故を仮想体験し、気付かなかった危険を発見~

 

科目概要:

石油精製、化学産業は事故から多くのことを学んできたが、最近は、関係者の努力により事故は少なくなり、まして重大事故に遭遇することは滅多にない。しかし、過去には重大な事故が起きており、私達はそれらの事故から多くのことを学んで、現在の安全で安定な運転を実現している。

これらの事故から学んだことを忘れると、「過去を思い起こしえない者は、過去を繰り返すように運命づけられている」の言葉通り、再びそれらを繰り返すことになる。過去に起きた事故は何が原因となったのかを教えてくれる貴重な教材である。しかし、これらの事故を学ぶだけでは、単なる知識のレベルに留まる。

過去の事故を学ぶには、事故の当事者となってその事故が起きた経緯を思い巡らし、事故の要因を咀嚼、納得し、他者との意見交換により新たな気づきを得るプロセスが有効である。過去の事故を他人事として理解するのではなく、自分事として確認することが大事である。 

本講義では、(1)どのようにその事故が起きたのかを説明し、(2)その現場の状況を推測しながら、受講者と共に当事者は何故そのように判断し行動したのかを我が事として咀嚼、納得し、(3)グループ討議で他者との意見交換を行い新たな気づきを得る、ことを行う。

事故の主要な要素である人、技術、設備のうち、本講座(設備編)では設備が主な要因の事故と大部分の場合に設備が関係している粉じん爆発について、深掘りした解説を元に、受講者とともに事故を起こさないための着眼点、対策を考える。

 

なお、本講座は(設備編)と(人・技術 編)で構成されるが、互いに独立した構成となっているので、片方のみを受講しても、両方を受講しても良い。

研修目標(科目全般):

機器設計、設備管理(腐食)、工事管理などの設備が主な要因の事故および粉塵爆発の特徴・事故事例について深掘りして学び、事故防止の着眼点、方策について考え、事故を未然に防ぐことの出来る保安人材を育てる。

対象とする研修参加者:

 石油精製、化学工場にて現場で運転にたずさわる運転員、運転管理スタッフ、設備(機械、計装)担当者を対象とする。

研修方法:講師による座学と受講者によるグループ討議

科目の特徴:

本科目では、実際の重大事故について、事故調査報告書などの資料・写真・動画などを使い、事故状況・要因・原因・対策・教訓の説明、講義中の小討議により、自分事として確認するとともに、講師が提示する事故事例について受講者によるグループ討議により要因・原因・対策・教訓を検討して理解を深める。

研修に必要な期間: 全1日間、9:00~17:00、休憩、昼食を挟んで講義・グループ討議を行う。

受講生数:20名(対面) 

講師:元石油化学協会技術部長 岩間啓一

 

概要2

各コマ概要:

はじめに 

コマ1:工事管理

火気工事、設備復旧などの助勢工事、塔・槽の開放・掃除・点検工事、制御システムの点検などを行う時に多くの事故が起きている。

本コマでは、工事管理が主要な要因である事故事例を紹介した後、途中で休憩を挟みながら、火気工事時の爆発事故、設備復旧における助勢工事での火災事故、球形タンクの倒壊事故、タンク開放時の火災事故などについて、深掘りした説明を元に、事故の現場にいた当事者の判断、事故に至る経緯を推測しながら自分事として事故を確認する。

 

コマ2:グループ討議Ⅰ

講師が提供する事故事例についてグループ討議を行う。

 

コマ3:機器設計・腐食管理

  本コマでは、洪水などの立地上の問題、材質選定および機器、配管の腐食が事故の要因になった事故事例を取り上げる。

  立地の問題では洪水で水蒸気爆発を起こしたアルミ工場の事故、エロージョン・コロージョンによる熱水噴破事故、導管の外面腐食による漏れ・爆発事故、水硫化アンモニウム腐食による火災事故などについて深掘りした説明を元に、事故の現場にいた当事者の判断、事故に至る経緯を推測しながら自分事として事故を確認する。

 

コマ4:粉塵爆発

  粉じんは健康被害を引き起こすことがあるばかりでなく、可燃性であると粉じん爆発を起こし、設備だけではなく人命を損なうこともある。粉じん爆発は粉じんの大きさなどの条件が揃うと起きるが、機器配置、機器設計によって被害の拡大を防ぐことが出来る。一方、粉じん爆発が起きた箇所の近くに樹脂などの可燃物があると、その可燃物に延焼して大規模な火災となることがある。

本コマでは、粉じん爆発の特徴、事例の紹介の後、メチルセルロース工場の事故、印刷用樹脂の事故などについて、深掘りした説明を元に、事故の現場にいた当事者の判断、事故に至る経緯を推測しながら自分事として事故を確認する。

 

コマ5:グループ討議Ⅱ

  講師が提供する事故事例についてグループ討議を行う。

 

おわりに

 

この講義は対面講義です。お弁当をこちらで用意します。

お申し込みの受付を終了致しました。

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